集客をプロに任せたいんだけど、料金の相場が分からない
集客を外注すると予算はどれくらいなのか知りたい、とお悩みのかたへ
今回はセミナー集客代行の料金帯と、会社の選び方について解説します。
実際に代行会社さんへの取材レポートも掲載しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
集客代行の料金形態について
集客代行サービスの利用料金について、さっそく解説していきます。
その前にセミナー集客代行のサービス内容について知りたい方はこちらからご確認ください。
集客代行のオフィシャルサイトを見てみると、実に様々な料金形態が表示されていますが、
大きく分けると以下の3パターンに分類することができます。
- 固定型
- 成果に関係なく費用が発生する
- 固定費+成果報酬型
- サービス料金は固定で、成果に応じて費用が加算される
- 完全成果報酬型
- 成果で費用が発生する
ここでとても魅力的に感じるのが、完全成果報酬型です。
この場合、イベント案件によって1件あたりの獲得単価が変わることと、
そもそも集客が見込めない案件については依頼を断られる場合もあることを認識しておきましょう。
セミナー集客代行の料金相場はどれくらい?
セミナー集客代行の支援実績が多い5社をピックアップしてみました。さっそく各社の料金を見ていきましょう。
株式会社セレブリックス
他社との違い、強みは実績と事例です。
これまでに、1万を越えるサービスの営業活動を行ってきているので、
なにをすれば売れるようになるのか何をしたら上手くいかないのかというノウハウを強みとしています。
- 料金形態
- 初期費用+固定型
- 集客代行サービス
- 初期費用:最大30万円
固定費:80万円~/月 ※定期的にセミナーを行っている企業様を想定しております。 - 対象
- 対企業であれば幅広く対応
株式会社 法人営業マーケティング
他社との違い、強みは、ランディングページを無料で作ること、修正・リニューアルも無料です。
また、”社長・決裁者向けセミナー専門”で集客支援を行なっていることです。
- 料金形態
- 完全成果報酬型:
まず初回50万円で500,000ポイントを購入。1ポイント=1円(税別)。
サービス料金は、初回ポイントから成果報酬ポイントが差し引かれていく仕組みです。 - セミナー申込者獲得プラン
- 業種・地域指定なし:20,000ポイント〜
業種 もしくは 地域指定あり:25,000ポイント〜
セミナー集客に使える1通1円メールサービスもあります。*配信は5万通より - 対象
- 社長のセミナー集客専門ですので、以下の結果につながるようなセミナーですと成果につながりやすいです。
1)資金繰り改善 2)売上アップ 3)組織力・社員モチベーションアップ
シクロマーケティング株式会社
セミナー集客における無駄な労力・コストを削減し、最適化したアプローチをします。
- 料金形態
- 固定費
- セミナー集客支援サービス
- 初期費用:30万円~45万(初回のみ/セミナー毎)
業務管理費:50,000円/月(初月は初期費用に含まれます) - 対象
- 法人
日経BizGateイベントガイド
イベント、セミナー集客のテマ・ヒマ・コストをまとめて解消します。
- 料金形態
- 完全成果報酬型:法人向けでかつ参加費無料のセミナーに限り参加申込1名につき15,000円
- 対象
- 法人
WizBiz株式会社
初期費用、固定費ゼロ、当日キャンセルだった分は報酬ゼロの完全成果報酬型。
- 料金形態
- 完全成果報酬型:成果報酬の金額表示はなし。個別に問い合わせが必要です。
- 対象
- 法人
固定型で見ると、だいたい50万円前後からの予算組が必要のようです。
なお、サービス内容は各社異なりますので、ヒアリングの際にご確認ください。
依頼する時に気をつけることは後述していますので、しっかりチェックしてくださいね。
成果報酬型セミナー集客支援
依頼するタイミングや必要なデータについて
だいたいの予算がわかったところで、予算以外のところも取材してみました。
A社)基本的にはございません。
B社)ありません。
セミナー開催の何日前から依頼するのが良いでしょうか。
A社)3ヶ月~半年です。
B社)極端に言いますと、早ければ早いほど良い準備ができます。
弊社側の準備で約1ヶ月かかりますので、2ヶ月前には依頼していただいた方が良いです。
依頼をするときに必要なデータや用意しておくべきものはありますか?
A社)セミナー概要、商材情報、想定ターゲット
B社)社長さまのお写真・会社ロゴデータなど、企業をアピールするのにどうしても必要な素材などはご用意いただいてます。
その他の写真や文章は全てこちらで用意いたします。あとは全てヒアリングシートに必要事項を記載いただきます。
返金については、ほとんどの会社が「ありません」と回答、もしくはオフィシャルサイト上で案内がありました。
依頼のタイミングについては早ければ早いほど良い準備ができるとのこと。
これは自社でも外注でも同じですね。
依頼する時、依頼した後に気をつけること
次は会社の選び方として事前に気をつけることと、依頼してからの心構えについてです。
これまでの支援事例を提供してもらう
集客代行会社に対するクチコミ情報は少なく、比較が難しいのが現状です。
では、どうやって判断すればよいのでしょう。
判断する要素として、自社と同じカテゴリーのセミナー集客支援実績があるかどうか。
どんな集客フローで、どれくらいの成果が出たのかデータを提供してもらいましょう。
経営者仲間から評判の良い代行会社を紹介してもらったり、信頼できるコンサルタントに相談することも有効です。
効果測定と改善施策は行われるのか確認する
ヒアリングの際に必ず確認するべき点です。
効果測定があってこそ、より結果の出る施策を打てるからです。
集客手段と予算を報告するのみで、広告効果の検証をしないところは依頼を見送りましょう。
まかせっきりにしない
プロにまかせたからといって、投げっぱなしにしてはいけません。
セミナーの専門性を理解しているのは、あくまでも主催者の方だからです。
事例やクチコミを集めてしっかり情報提供をしてこそ、最適な集客アプローチを展開してもらうことができます。
”協力して集客する”という認識が成果に繋がりやすいのです。
逆に自社セミナーに極端な過信があるゆえに、
成果を急かしたり、料金形態を完全成果報酬型に変えろなどと要求することはお門違いです。
自社のセミナーサービスや商品にどれくらいの反応があるのか確認したい方は、
セミナー集客ポータルサイトに掲載してみましょう。自社セミナーの閲覧数の測定ができます。
セミナー情報ドットコムは、かんたんに無料でセミナーを掲載することができるのでおすすめです。
セミナー集客はプロにまかせるという選択
集客代行は、ある程度の期間と回数のサポートがあってこそ結果がでるものです。
単発開催の場合は予算感が合わないかもしれませんが、担当者を育成するコストや時間を考えれば結局のところ安くつく場合が多いです。
スピードや専門性が重視される中で、必要なものだけをアウトソーシングするという流れは今後もっと加速していきそうです。