セミナー講師にとって、似顔絵はたいへん重要なファクターです。
似顔絵から得られる印象は、明らかにセミナーへの参加意欲を左右しています。
できれば似顔絵のクオリティーも、きちんと確保しておきたいところ。
とはいえ、
✅ どれぐらいの費用が必要なのか?
と考えている人も多いでしょう。
本記事では、セミナー講師の似顔絵を作成することに向いているサービスを紹介します。
費用の目安もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
目次
セミナー講師の似顔絵を執筆してくれるサービスと予算は?
Webでは、似顔絵を執筆するサービスが多数存在します。
これらのサービスを利用すれば、簡単に似顔絵が外注可能です。
中でも特に支持を集めているサービスを、5つ紹介します。
ココナラ 【予算】1,500円〜5,000円程度
まず、「ココナラ」が筆頭として挙げられます。
ココナラは、自分自身の持っているスキルを、有償で提供できるサービスです。
もちろん似顔絵作成ができる人材も、多数存在しています。
2020年6月現在、似顔絵作成の仕事を募集している案件は3,400件以上ありました。
似顔絵の作風もさまざまです。
具体的には、以下のような作風を持っている人材がいます。
- 2等身
- デッサン風
- アニメ調
- 水彩画風
- ヘタウマ系
その他「鬼滅の刃」や「ジョジョの奇妙な冒険」など、人気漫画・マンガにインスパイアされた作風の人も。
こういった人材を起用すれば、ある種のトレンド効果も狙えるでしょう。
作者のスキルは千差万別です。
初歩的な品質で低価格を提案している人もいれば、プロフェッショナル並のクオリティで臨んでいる人もいます。
出品画像でサンプルを見ることができるので、予算と相談しつつ、誰に依頼するか検討するとよいです。
https://coconala.com/categories/9?ref=top_categories
にがうり 【予算】5,600円〜
「にがうり」は、ビジネスシーンで活用できる似顔絵を作成するサービス流です。
今まで10,000枚以上の似顔絵を作成してきた実績が魅力です。
「にがうり」は、オーソドックスな2等身の似顔絵が基本形としています。
ただし希望すれば、それ以外のタッチで作成してもらうことも可能です。
また、SNSや名刺、LINEスタンプ用に合わせたデザインも受け付けています。
さらにシールやスタンプのかたちでも仕上げられます。
ちなみに「にがうり」は、2019年から完全に「在宅勤務制」を取っています。したがって、新型コロナウイルスの影響も受けていません。
スムーズなやりとりが可能なはずです。
BtoCアクションなので、クオリティは安定しています。
安心して依頼できるサービスであると言えるでしょう。
https://nigauri.jp
ランサーズストア 【予算】1,500円〜5,000円
「ランサーズストア」は、クラウドソーシングサービスを提供している「ランサーズ」が提供するサービスです。
ランサーズストアには、プロとして活躍する似顔絵イラストレーターが登録しています。
タッチはさまざまで、リアル系やデフォルメされたもの、アニメ調、果てはドット絵も作成可能です。
多くのイラストレーターが登録しているという点では、先ほど紹介した「ココナラ」と近い部分があります。
ただし「ランサーズ関連のサービスである」という性質上、イラストレーターの技能は、ココナラのそれよりも高くなっています。
https://hosting.lancers.jp/lp/store/portrait_present/
イラスト工房 【予算】4,000円〜
「イラスト工」は、Webにおけるイラストレーションサービスとして、もっとも支持を集めているサービスのひとつです。
大手企業や官公庁とも取引実績があり、信用性は群を抜いています。
クオリティの安心感としては、もっとも優れているサービスといえるでしょう。
https://www.illust-factory.com
基本的に上記4つのうち、いずれかの方法で似顔絵は確保できるでしょう。
しかしコストをかけたくない、もっと気軽に作成したいという方のために、次の章では無料で似顔絵を作成できる方法をご紹介します。
無料で似顔絵を描いてもらうには?
さっそく無料で似顔絵を作成できる方法を見ていきましょう。
中には即日…というか数秒で作成できるサービスもありますので、「早く欲しい」という方にもおすすめです。
また、「ゲスト講師の自己紹介欄で使いたい」など、一時的に必要な似顔絵についても無料サービスの活用が有効ですね。
CHARAT FACE
CHARAT FACEは、無料で似顔絵を作成できるサービスです。
輪郭や髪型、口元や目のパーツを組み合わせるだけで、簡単に似顔絵が作れます。
パーツが異常に多く、カスタマイズは自由自在。
たとえば目だけでも、200種類以上のパーツが存在します。
タッチはアニメ調とポップの中間といったところ。
参加者からも親しみを持たれやすいでしょう。
CHARAT FACEは、アプリケーションやソフトではありません。
したがってWebサイトにアクセスするだけで、似顔絵の作成を始められます。
無料ではありますが、今のところあまり知名度は高くありません。
他のセミナー講師と被ったりして、独自性を阻害する可能性も低いでしょう。
https://charat.me/face/
写真加工.com
写真加工.comも無料で似顔絵作成が可能なサイトです。
写真を加工するタイプの似顔絵になるので、イラスト独自のポップ感や独自性の要素は少なくなります。
また、笑いジワなども描いてしまうため、表情によっては線が多くなり実際よりも老けてしまったり怖い表情に見えてしまうことがあります。
画像を指定すればすぐに無料で作成できるので、まずは試しに作ってみることをおすすめします。
https://www.photo-kako.com/likeness.cgi
SNSで探す
SNSで似顔絵が描ける人を探すという方法です。
TwitterやInstagramには、大勢のイラストレーターが、自身の作品を公開しています。
そこからめぼしいイラストレーターに似顔絵の作成を依頼するというわけです。
基本的には有料で描いている人が多いですが、場合によっては無償で作成してもらえるケースがあるのです。
イラストレーターの中には、「描ければそれでよい」と考えている人もいるからです。
アカウントの自己紹介などから依頼料金を確認しましょう。
ただし報酬を発生させていないと、細かいリクエストや修正に応じてもらえないケースもあります。
ちなみにSNSでは、イラストレーターが、「ポートフォリオ(過去の作品集)」を公開している場合もあります。
じっくり作品を見ることができるので、好みの作風が見つかれば有料でも依頼しましょう。
https://twitter.com/search?q=%E4%BC%BC%E9%A1%94%E7%B5%B5%E4%BD%9C%E6%88%90&src=typed_query&f=user
Pixivで探す
Pixivも、似顔絵が描けるイラストレーターを探すうえで役立ちます。
Pixivは、イラストや漫画を取り扱うサービスとしては、日本で最大級の規模を持っています。
SNSと同じく、数多くのイラストレーターが、イラストを投稿しているわけです。
彼らの投稿を参照にしつつ、誰に依頼するか検討するとよいでしょう。
Pixiv経由でコンタクトを取れば、執筆は依頼できます。
Pixivは、それ自体がポートフォリオのような存在です。
イラストレーター個人の技量や作風も、過去作品を参照すればすぐにわかります。
https://www.pixiv.net/
知り合いに描いてもらう
簡単な似顔絵であれば、知り合いに描いてもらうという方法もあります。
似顔絵が描ける人は、意外と多くいるもの。
もしかするとセミナー運営関係者の中に、そのスキルを持っている人がいるかもしれません。
場合によっては、無料で作成することも可能です。
一度、確認してみるとよいでしょう。
そのうえで必要あれば、似顔絵の作成を外注するというスタンスもおすすめです。
まとめ
セミナー講師にとって、似顔絵はたいへん重要です。
また、個人投資家や副業で講師をおこなっているなど、ワケあって顔を公開せずに活動したい場合は、似顔絵を有効的に使うことができます。
無料で作成してもらうこともできますが、中途半端な似顔絵を使うのは、むしろ逆効果になるため注意が必要です。
ここは確かな画力を有しているイラストレーターへ依頼しましょう。
セミナー集客では、細部までこだわり、少しでも成果にコミットしたいところ。
似顔絵ひとつにも、妥協しない姿勢が重要です。
ぜひ本記事を参考に、よりアテンドが取れる似顔絵を作成してもらえればと思います。