✅ 集客効果を上げるためのデザイン構成のコツってあるのかな?
とお悩みではないですか?
最近は無料デザインのテンプレートで、簡単におしゃれなチラシがつくれるようになりましたね。
でもせっかく作成するなら、少しでも集客効果のあるチラシをくつりたいと思いませんか?
本記事では集客できるチラシに共通する3つのポイントをご紹介します。
目次
集客できるセミナーチラシ3つの共通点とは?
集客時にはありとあらゆる集客手段を使いますが、SNSが普及した現代においても、チラシを使ったオフラインの集客はまだまだ有効です。(足を使って一生懸命に配り歩くことで、主催者の熱意を感じてもらえるツールでもある!そこからまた紹介が生まれたりする)
さっそく集客できるチラシに共通するたった3つのポイントについて解説していきます。
すぐに使える内容ですので、ぜひお試しいただき反響の違いを感じてください。
【誰のため?】ターゲットが明確で見出しが強い
まずチラシで最も重要なのはデザインではありません。「見出し」です(キャッチコピーやタイトルともいいます)。
見出しの部分で読み手の心をガッチリ掴めなければ、先を読み進めてもらうことはできないからです。
この見出しをつくる時に、とても大事になってくるのが『ターゲットを明確にする』ということです。
1人でも多く集客したい!という思いが強いほど、あれもこれもと包囲網を広げてしまいがちですが、これが実は逆効果なのです。
例えば相続セミナーを開催する場合の見出しで比較してみましょう。
A社:争族しないための相続入門セミナー
B社:親が65歳を過ぎたら知っておくべき相続の基本セミナー
いかがですか?
「みんなのため」のA社よりも、「あなたのため」と認識させるB社の方が強いメッセージを感じます。
仮に相続に関心がなかったとしても、「親が65歳を過ぎたら」というワードに当事者意識が生まれ他人ごとにはできないような気持ちになりますよね。
またこれくらいターゲットを絞り込んだ方が、テーマもひとつになり必然的にチラシの情報がシンプルで伝わりやすくなります。
シンプルで伝わりやすいと、より専門的な印象が増す効果もあります。
そうなることで不思議なことも起こります。
「親はまだ60代前半なのですが、参加しても良いですか?」という具合に、ターゲットの周辺の人からも反応があるのです。
ターゲットを絞り込むと、他ターゲット層の拾い上げ効果も起こることがわかります。
テンプレートでもいちばん目立つように設定してある場所ですので、ただセミナー名を入れるのではなくターゲットの心を掴む見出し(キャッチコピー)をしっかり入れ込みましょう。
こちらの記事も参考にしてみてください。見出しの作り方がより詳しく解説してあります。
【何のために?】ベネフィットが明確である
見出しで「自分ごと」として興味を持ってもらった後は、セミナーに参加することでどんなベネフィットを得られるのかを伝えます。
セミナーで何を解決できるのか?
セミナーで得た知識でどんな自分に変化できるのか?
読み手にとって重要なのは参加したらどうなるのかの「結果」です。
ここで注意して欲しいのは、
・主催者側の主張や自慢になっていないか
・サービス内容やメリットの説明になっていないか
を読み手の立場になって見直してみてください。
例えば家族信託についての相続セミナーの場合、「家族信託についてよく理解できる」というのは”メリット”であり、「親が認知症になった時に困らない対策ができる」というのが”ベネフィット”です。
「こんな方におすすめの内容です」や「このセミナーで得られる効果」というアプローチで、箇条書きにして5つほど端的に書くのが効果的です。
説明ぽく語りの文章にすると読まれづらくなり、内容もボヤけるのでやめましょう。
【行動させるキメ手】オファーを提示している
オファーとは、チラシの読み手に行動(申込み)を決断させるための取引条件のことです。キャンペーンともいいますね。
みなさんもチラシを手にした時は無意識に「お買得情報」を探しませんか?
セミナーチラシにもその現象は起こります。
ただの告知チラシで終わらせないためには、読み手の背中を押すオファーの提示がとても有効なのです。
例えば参加特典をつけたり、個別相談時間(通常◯◯円のところと掲示すること!)を設けたりしてお得感を抱かせることです。
集客できないチラシはこのオファーが貧弱です。
払うお金よりも受け取る価値の方が大きいと感じさせれば、集客の成果は十分に出ます。
オファーについても説明ぽく長々と書かず、端的に書くことを心がけましょう。
集客できるチラシにある たった3つの共通点は以上です。ぜひ意識して作成してみてくださいね。
せっかく作成したチラシに記載モレがあると悲しすぎますので、チラシを刷る前に確認して欲しいことについてもお伝えしておきます。
チラシが完成したら確認する大事なこと
申込み方法の案内があるか
当たり前じゃん!とつっこまれそうですが、意外にあるのが、肝心の申込み方法を案内し忘れてしまうことです。
QRコードや、メールアドレス、電話番号を掲載すれば「そこから申込みできるって分かるでしょ」と思っていませんか?
”参加の申込みはここからできます”という明確な案内をしなければ、「メールで申し込めるってこと?」、「電話でもいいのかな?」と余計な悩みを与えてしまい、読み手の行動を躊躇させることがあります。
”申込みはこちらから”をしっかり掲示しましょう。
読み手に親切な構成になっているか
開催日、開催時間、開催会場、参加料、お問い合わせ先は一箇所に固めて記載しましょう。関連性のある情報は一気に確認できた方がわかりやすくて親切だからです。
また電話番号を記載する際は、受付時間も一緒に載せておきましょう。「今電話しても良いのかな?どこかに営業時間書いてるのかな?」と余計な気遣いをさせてしまってはいけません。それで1人の参加者を逃してしまう可能性もあります。
画像が粗いとチラシは台無し
写真を使うときには「きれいな画像」を選んでください。
画像が粗いだけで、セミナーがチープな印象になり期待度や信頼度が下がってしまいます。
パソコン上では分かりにくい場合もあるので、印刷をして確認してみてくださいね。
画像から連想させるイメージはとても重要です。「なんか楽しそう!行ってみたい」と思わせるような画像を選びましょう。
講師の顔がわかる写真は必須です。
さっそくチラシを作ってみよう
集客できるチラシについて3つの共通点を解説してきました。
さいごにもう1点、注意することをお伝えします。
どうしても見栄えを気にしておしゃれなチラシを作りたくなってしまいますが、デザインにはこだわりすぎないように気をつけましょう。
✅ フォント(字体)は統一して、何種類も使わない
✅ 筆文字やおしゃれ系のフォントは、見出し以外には使用しない
筆文字や目新しいフォントはおしゃれな感じがして使いたくなってしまいますが、基本的に「読ませる」字体ではないことを覚えておきましょう。
チラシの枚数については、私がサポートしている主催者さんの場合は集客したい人数×3倍の枚数を刷っています。
もしよかったら参考にしてみてくださいね。
以上のことに気をつけて、さっそくセミナーのチラシを作ってみましょう。
あなたのセミナーが大成功することをお祈りしています。