あなたは自分の第一印象に自信がありますか?
第一印象は会って1秒以内(諸説ありますが)に決まり、しかもその印象はその後もずっと変えることは難しいと言われています。
本記事では、第一印象が悪い人の5つ特徴と、その改善策を解説していきます。この機会に自分の第一印象について振り返りをしてみてください。
目次
第一印象が悪い人の5つの特徴とその改善策
第一印象が悪い人の特徴:無愛想
笑顔がない、ふてくされたような表情の人は論外です。
ここでは、「真顔」も無愛想と感じられることがあるということをお伝えします。
皆さんは自分の「真顔」を見たことがあるでしょうか?
鏡の前で”笑顔”の確認や練習をする人は多いですが、自分の”真顔”を見たことがある人は少ないと思います。
この機会にぜひ確認してみて欲しいのですが、真顔は、自分が思う以上に無愛想に見えるものです。特に「美人」は目鼻立ちがハッキリしているため、真顔だと”怖い”と思われがちです。
初対面の人と挨拶を交わす時に、努めて笑顔にするのは当たり前です。
気をつけたいのは対面して挨拶をする時以外の場面での表情です。なぜなら、挨拶を交わすずっと前から、あなたは「真顔」の状態を見られているかもしれないからです。
《無愛想度チェック項目》
- いま機嫌悪い?と勘違いされることがある
- 人と話している時以外は表情を意識したことがない
- 美人と言われることが多い
無愛想な人の改善策
「真顔」をやめる訓練をしましょう。
まずは鏡を見て自分の「真顔」を知るところから始めます。そこから自然に口角を上げて行き、柔らかい表情を作ってその状態を記憶します。そして常日頃からその表情でいることを無意識でできるようになるまで訓練します。
接客業では、対応中の笑顔は”できて当たり前”ですが、待機中の表情がとても重要だと教育されます。
第一印象が悪い人の特徴:幸が薄そう
無愛想なわけではないけれど、なんだか印象が悪いパッとしない人がいます。それは「幸が薄そうな人」です。
自信がなさそうだったり、表情が暗い人がこれに該当します。そんな第一印象では、今後も積極的に交流しようとは思ってもらえません。
《幸が薄そう度チェック項目》
- 猫背だ
- 表情が暗い
- 声が小さい
幸が薄そうな人の改善策
姿勢の悪さを改善しましょう。
肩を後ろ側に開くイメージで胸を張り、視線を上げます。姿勢を良くすると、幸せホルモンと呼ばれている「セロトニン」が分泌され、気分が前向きになります。すると自然に表情も明るくなり幸福感が出て来ます。
また、猫背は呼吸が浅くなるため疲れやすくなりストレスを感じやすくなりますが(幸が薄そうになる!)、姿勢が良くなることで胸が開き、呼吸を改善することができます。鼻から吸って口からゆっくりはく深い呼吸を意識的に行いましょう。代謝が良くなり健康的な血色にもなります。
第一印象が悪い人の特徴:清潔感がない
初見で「汚い…」とか「臭いがキツい」と思われると、その印象はなかなか払拭することができません。
手入れが行き届いていない身だしなみは、全ての事に対しての鈍感さや怠慢さを連想させ、他人からの信頼を得ることが難しくなります。
「もう会いたくない人」「残念な人」というレッテルを貼られ、次に会う機会は訪れないかもしれません。
《清潔感がない度チェック項目》
- 髪の毛がボサボサ、セットをしていない
- ヒゲの剃り残しや鼻毛が出ている
- 洋服が傷んでいたり汚れている
- 口臭や体臭に気をつけていない
- 爪が汚い
清潔感がない人の改善策
清潔感がないというのは、印象が悪くなる大きな要因のひとつでもあり、本人の心がけ次第で確実に改善できることでもあります。ポイントは「自分基準」ではなく、世間一般的に「良い」と判断されるレベルに合わせることです。
⬇身だしなみのチェック項目はこちらの記事でも解説しています。
第一印象が悪い人の特徴:馴れ馴れしい
初めて会った時からとてもフレンドリーに接してもらい、気分よく過ごせることはありますが、馴れ馴れしい人には嫌悪感を抱く人が多いです。前者は相手を尊重し礼儀をもって好意的に接してくる事ですが、後者は相手への配慮なくただ自分のペースで関わってくる自己中心的な行為だからです。「初めまして」の段階で、頻繁にボディータッチするのも、嫌われる原因になります。
《馴れ馴れしい度チェック項目》
- 最初からタメ口を使う
- 距離が近いと言われる
- ボディータッチが多い
馴れ馴れしい人の改善策
世の中には色んなタイプの人間がいて、気安く触られたり、初見でグイグイ来られたりするのが苦手な人もいるということを認識しましょう。仮に自分が遠慮無く接してもらった方が良いというタイプでも、他人はそうではないことが多いということです。
初対面の相手に対しては、世間一般の礼儀を持った対応をしましょう。
第一印象が悪い人の特徴:服がダサい
辛辣ですが、服がダサいのも第一印象が悪くなる原因になります。「人は見た目」が大事なので、服装は手を抜けないポイントなのです。
しかし、洋服のセンスは「努力すれば必ず結果がでる」というものではありません。元々のセンスが大きく影響するものなので、苦手意識のある人が自分なりに頑張ると返って悲惨な結果になることもあるのです。
《洋服ダサい度チェック項目》
- 長年同じ服を着続けている
- いつも大きめの服を着ている
- おしゃれに意味がないと思っている
服装に自信がない人の改善策
改善策は、「自分で選ばないこと」です。馴染みのお店をつくって、店員さんにコーディネートしてもらいましょう。服がダサい人は着ているサイズも間違えていることが多いので、プロにサイズを選んでもらうだけでも見違えます。
洋服にお金をかけたくない人は、ユニクロなどのファストファッションでも大丈夫です。ディスプレイしているコーディネートをそのまま購入しましょう。
自分はスーツだから大丈夫と思っている方も、気は抜けません。
サイズが合わないものを着ていたり、古い型のスーツでは印象ダウンです。旬の着こなしはありますので、たまに紳士服のお店に行き店員さんの着こなしをチェックしてみることをお奨めします。
第一印象を磨こう
本記事では自分の第一印象についておさらいしてきました。「真顔」の項目は案外気をつけている人が少ないと思いますので、ぜひ実行してみてください。いつでも表情を作っている癖がつけば、第一印象だけでなく「いつも感じがいい人だ」という印象が浸透し、話しかけられたり頼まれごとが多くなります。そうすれば、仕事でも成果を上げることができるようになりますよ。